Birdsつれづれ草
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2006.5.20 土曜日

高砂市内 田畑にて

 夕刻のひとときを散歩とバードウオッチング
「けり、けり」と田で激しく鳴いている。
周囲を見渡せば夕刻の散歩で飼い犬どもがあちらもこちらも見かけられる。
ケリがヒナを守って大声で騒いでいるのだ。
 親鳥の近くでは、おとなしく田の畝でヒナたちがじっとしている。
1,2,3,4数えたらヒナが4羽。
あちらでもこちらでも親鳥どもが騒ぎ立てている。
ケリの子育てシーズンなのだ。

レンコン畑に立ち寄ってみる。
黒いハト大の足の長い水鳥がいる。
クチバシは赤色、足は黄色で赤色の部分がある。尾羽をぴくぴく動かして
いるのが両横に白い尾羽が2列でよく目立つ。
 これは、バンなのだ。
あちらのレンコン畑でもこちらでも・・・
 5mくらいから20mくらいまでたくさん見られる。
今日は幸運だ。
 双眼鏡で見ていたら近くに大きな野鳥がいる。
よく見ていたら全身がはっきりした。
カルガモだ。
 カワラヒワ、ムクドリ、スズメ、ツバメ 等々1時間のウオーキングで
楽しいウォッチングが出来た日であった。


2006.3.11 土曜日

書写山にて

 最近は仕事が重複して思うようにバードウオッチングできない状況が続いていた。
思い切り仕事を休んでカメラと双眼鏡を持って出かけることにした。と言っても休日なのだが。

 今日は自家用車をやめて電車とバスで書写山圓教寺に行ってみよう。
8時半ごろには到着してロープウエイの山上駅の展望台へ行って見る。

 折からの朝霧が深く瀬戸内方面から続々と運ばれてくる。
近所に住まいするおじさんとしゃべりながらカメラを姫路城の方向へ向けておく。
ロープウエイが山上駅に近づけば朝霧の中のロープウエイを激写する。 
後ろでいい声がする。よく見たら冬枯れした針葉樹?の梢でさえずるヤマガラである。
しきりにさえずったあと数百メートル先の同じような木めがけて谷を越えていった。多分、このヤマガラのテリトリーの見回りなのだろう。
 朝霧が9時半になっても10時になっても消えない。
「朝霧けむる姫路城」の写真は今日は無理だなと思いつつもあと少ししたらもしかしたらチャンスが到来?・・・
それでも続々と霧は流れ込んで姫路の町は見えない状態だ。
 
 北の山肌から何かが飛んでくる。
カメラを構えて少し待つと猛禽類である。チョウゲンボウかツミかよくわからないけどバシャリ、バシャリ(これは私のカメラのシャッター音)と続けて写す。
いってしまってから気が付いたが、シャッター速度優先の40分の1!! 
これでは流れてしまって無理だった。展望台をあきらめて山上へと歩いてみる。 
カラス、ヒヨドリ、ツグミ、シジュウカラと聞きなれた野鳥のさえずりがそこかしこに聞こえる。
 山上へ行き開山堂で御賽銭をあげて山の奥へと入ってみる。 
トントントン・・・トントントン・・・・ゆっくりした音が聞こえる。
ゆっくりした澄み切った音だ。 
これはきっと大型のキツツキが居るに違いない。
と思いそっと近づくがもう少しと思ったらそこで鳴り止む。
 まあいいか。山へ入ってみる。
エナガの姿、ヤマガラの、シジュウカラの・・・たくさんの野鳥が迎えてくれる。ヒヨドリなどは、他のいい声の主を探そうと潅木の間でそっとしていても、ぎゃーぎゃー騒ぎ立てて本当に腹の立つ野鳥なのです。

 またもや、トントントンの音がする。ヘイヘイホー、ヘイヘイホー・・これは冗談です。
そっと近づき双眼鏡で探してみると大きな杉の大木に取り付き縞々の姿を発見。
コゲラだ。大きな杉の木はすでに朽木となり害虫により穴だらけの痛ましい姿だ。
 だからよい音が響く。森のドラマーはキツツキのコゲラだった。山上の茶店でいつものように大好きな甘酒を戴き、
また山を歩く。

 今度は、まるでセキセイインコなどのさえずりに似た、おしゃべりするがのごときさえずりがたくさん聞こえる。静かに聴いていると何かしゃべりあいをしているような声だ。
何かわからないが、よく茂ったヒノキか杉の先端でしきりに飛び移りたくさんの野鳥が騒いでいる。 
大きなクチバシで木の実をつまんで食べている。これは何だ?どこかで見た鳥だが??? 
それはイカルであった。
割りに大型、と言ってもツグミ位かも、色合いも美しいトーンの野鳥なのだ。
オスとメスでは色が違うが羽に白の線が見える。胸はベージュ色、嘴から頭へは黒のマークがある。
長い間見入っていたら首が疲れた。
 
 本日は本当にたくさんの野鳥に出会った一日だった。東小屋でおにぎりを食べていたら、ハイカーの女性が、「何を撮っているのですか?」「いろいろですよ、野鳥と
か」
「今日はキツツキがたくさん居ますよ」「よく耳を澄ましたらトントントンの音が聞こえます」とお話しておいた。
帰りのロープウエイに乗る前に1羽のノスリが頭上を飛び去った




2005.5.7
加古川河川敷
バードウオッチング
 14時過ぎから今日の目標は約8km歩くこと。
観察挟んで3時間半の行程で。いつものように目標を立てる。
昨年の台風の豪雨の影響で倒木が多く冬の間に観察したときはとても野鳥たちの居場所ではない、
と思ったが、すっかり葉も茂り以前に増して中州の草原もたくさんの野草が生い茂っている。
菜の花が咲き乱れきれいな中洲に変貌しているではないか。
 いきなり、バンが現れた。
黄色のクチバシ、付け根は赤い口周り、茶色の光沢のある背中黒い腹側と尾羽の両サイドに白い縦長で
小判型に見える尾筒がある。しきりに泳いだり水上の木切れに上がり羽毛の手入れをしている。
距離にして30mくらい双眼鏡でよく観察できる。
野にはヒバリがたくさん居る。歩いていたらすぐ下に2羽とかいう感じで、足元の30cmくらいでも
じっとして様子を伺う。
 賢いのか、馬鹿なのか?こちらが安全な人間であることをお見通しなのでしょうか?そうならうれしい。

今日の観察は、
 カワウ、ハシボソガラス、スズメ、ムクドリ、ヒバリ、バン、ホオジロ、カワラヒワ、セッカ、オオヨシキリ
キジバト、トビ、ツバメ、セグロセキレイ、ダイサギ、アオサギ、等々であった。

ヒバリが空中で喧嘩、ハシボソガラスの子育て、ホオジロの多さ、キアゲハチョウのようなカワラヒワの飛翔
いつもやかましいギョウギョウシイとさえずるオオヨシキリ、飛び立ち上昇のときヒッヒッヒッと鳴き、降下中は
ジャッジャッジャッと鳴く希少種のセッカ、途中でタカに襲われないように必死の飛翔で山に帰るキジバト
営巣を邪魔されないようにトビを追い払うハシボソガラス、新緑と菜の花の黄色の河原で立つオオサギの美しさ。
バードウオッチングは野鳥の種類と数を数える機械的なものでなく、種の特徴をよく知り楽しみながらも大切で
しょう。
 日が差せば真夏、日がかげれば上着が必要な時期ですが健康のためにもバードウオッチングは欠かせない。

川の浅瀬はコイのセズリが始まっている。
どこから沸いてきたかと思うほど60cmくらいのコイがウジャウジャといる。
昨日は一日雨で少し増水した川中、草木の若葉が水中に没してその上に大ゴイがたむろしている。
 近くの住民か?釣竿を出して餌にパンをつけて釣りに挑んでいる。
セズリ時期の見えるコイはそう簡単には釣れないよ。飯より恋の季節、夜中にならないと餌をとらないそうだ。



2005.2.20

加古川河川
からミコアイサの観察
 
仕事の都合でいつものように午前中は会社で仕事でした。
最近は大変手間取る重要なことが多く自由で伸びやかな気持ちになれる日がない。
気分転換もできない日が続きうんざりしていた。
 仕事の途中友人からの誘いでウインドサーファーの撮影に行かないか?とのことでしたが一旦断った。
しかし、せっかく誘いの手(救いの手?…)が差し伸べられたのに、という感じで遅れて浜辺に到着したら、
今日はサーファーも帰っていくところで、結局のところ残念でした、になりました。
 仕方ないので友人に断り加古川の河川敷へ転向した。

加古川左岸・中津の水道橋付近も昨年の台風の豪雨増水で水面から4メートル以上の高さまで、流されてきた
木切れやごみが幹や枝にかかり、増水のすごさを物語っている。
河原は荒れ果てて「これではハシボソガラスやキジバトも集まらないな」と独り言を言いながら池尻橋付近ま
ででUターンして帰路に着く。

 この行程の中で川中のワンドではたくさんのカモ類が居る。
この中にひときわ白い小さな個体が居るではないか。
双眼鏡でしばらく観察、ミコアイサだジャイアントパンダのような顔面は見間違えたりはしない。
昨年はこの場所でほとんど見かけないミコアイサが数羽居る。
オスの固体は1羽その他はメスのようだ。
 他には、カルガモ、マガモ、コガモ、ヒドリガモ、カワアイサの群棲でした。
小型は、カワラヒワ、ツグミ、ホオアカ、セグロセキレイ、スズメ、ホオジロ、ムクドリが観察できた。
大型は、オオサギ、アオサギ、カワウ、トビ、ハシボソガラス等が観察できた。
なかでも向こう岸・池尻の中州のカワウのコロニーは今の時期が一番集合する時期か。
簡単に数えても300羽は下らない大きなものだ。
 名前が確認できない小型のシギも一羽見られた。

ハシボソガラスの営巣らしきものは、河原の樹木の荒れ様からはまったく期待薄で、また小型の哺乳類やキジバト
の群れもなく、トビ以外に猛禽類の就餌活動は見られなかった。

 久しぶりに短い歩行時間で行ったバードウオッチングは昨年とは違った風景の中でちょっと残念な気がしたひと時
でした。


2004.12.26
ウミアイサの採餌行動
 沖合いに5羽の海鳥、車の中から双眼鏡を出して観察してみた。
しきりに潜ってあがってくる。
そんなに深くない水深のところだ。
何かくわえてあがってきて口元に魚が跳ねている。
くわえ直して飲み込みやすいように方向をうまく変えながらごっくん。
よく見たらノドクサリだ。
別名もたくさんあって、テンコチ、ガッチョ、ネズミゴチ、意外とうまい魚なのだ。
あんなトゲがある魚をうまく飲むが、たまにのど元にかかったのか首をしきりに振っている。
ずいぶんと観察させてくれた。
釣り人の釣りたくない魚だけれど寒い冬の間はこういうのも生きるためなのだろう。


2004.9.20
チョウゲンボウが狩り
 チョウゲンボウが飛んでいる。
足に何かがぶら下がっている。
獲物は何かわからないけれど目前を悠々と飛び去っていった。
後をハシボソガラスがちょっかいを出しに行く。
尾羽のきれいなこの鳥は、いざ狩りとなるとそのすごさを発揮する。
体に似合わない大きな鳥類を捕食する。
猛禽類の狩りの様子を見ていたら、血湧き肉躍る思いをするのは私だけだろうか?

 今度は、海岸線でミサゴの葛藤を見ることになった。
ミサゴは、何度となく海面に滑空しながらまた舞い上がる。
 カモメが執拗に追いすがる。
ミサゴの捕獲した魚を横取りするのだ。
ミサゴは海面に近い海中に魚影を見たら上空で静止してホバリングをごく僅かな時間行い
 そこから海面に向かい一直線に急降下を行う。
海中に足から突っ込み海中の魚を捕らえ、海中の体を長い翼を羽ばたかせ、また、空中に舞い上がる。
獲物の魚が大きくとも、彼はもがきながらも空中へ飛翔する。
 また、空中で濡れた犬のように身震いして水滴を振り払う。
それが普通のミサゴなのだ。

ところが今回の観察では、上空からトビのように滑空して、海面を掬うように狩りを行うミサゴが居た。
珍しい光景だった。
海面から離れる際速度が落ちず、うるさいカモメに横取りされない効率的な狩りを覚えたのだろうか?

 何にでも気になる“さんかじん”でした。

2004.8.28
大圃場でバードウオッチング
 ところは揖保郡御津町成山新田地先・といっても地元に住んでいる人しか知らないだろうが、こう言えば判るかもと思う。
「新舞子浜」、と言えばあの海水浴場の、とか潮干狩りの、というようにご存知の方が多い。
また、カメラマンなら、あの朝陽の撮影地の、あの干潟のきれいな、というように京阪神はともかく遠く中京地方や九州か
らも撮影に訪れるところ。
新舞子浜にはシーショアというしゃれたホテルも有りかなり有名なスポットでもある。
その新舞子浜の東隣りの地域が成山新田と言う地名の開墾地である。
大掛かりに大根の栽培地で収穫期には色白で立派な大根が軽四輪トラックに積まれて出荷されていく有名なところです。
 今日はここにポイントを絞りB・Wといこう。
16号台風が日本本土を狙っているので風が相当強い。
ただし、防波堤のためさえぎられている場所では野鳥の餌食みが見られる。
 広大な圃場をトラクターが耕すがその後の昆虫等の餌が目当てだろう。
よく見ていると、秋の渡りの種類が多いように見える。
 トビ、とかカラス、ヒバリ、ドバトは留鳥だがよく見ると多くの種類がいる。
双眼鏡で確かめると、オジロトウネン、やヒバリシギが観察できる。
大型のカモメが時たま漁りに来るがハシボソガラスに追い立てられていく。
他にコサギセグロセキレイ、スズメ等も見られる。
冬場になれば夕陽のきれいな場所でビニールハウスと畑が夕日に真っ赤に染められて見事な風景を見せてくれる。

2004.8.16
久し振りのバードウオッチングでヤマガラとご対面
 加古川左岸岸をマイカーで通行中信号で止まったらすぐ横を小型の野鳥がひょいひょいという感じで飛んでいる。
ヨシの上を昆虫を追って飛翔しているのでしょう。 
あれはセッカという野鳥だろう。 春先に散歩をしているとヒッ、ヒッ、ヒッ、というさえずりがよく聞こえるが姿がなかなか
確認できない超小型の野鳥だ。
大変減少している。
 昼食をとろうと思い食堂などを探していたが、やっぱり休日は野外で、と志方東公園に行ってみる。
さすが暑いので子ども連れが少しだ。
公園の木陰の涼しいベンチで食事中広場を見るとスズメの群れが目に入る。
双眼鏡で見ていると、大きくクチバシを開けてハア、ハアと言っているように見える。
気温が高いので犬のベロ出しと同じだ。
広場の草むらは芝できれいに刈り揃えてある。そこを横一列になりえさを探しながら進んでいる。
時おり、そのクチバシに幼虫をくわえて食するところが見られる。
良い餌場なのだろう。
よく見ているとこのスズメ、頭に黒い模様が無いのが沢山居る。“ニューナイスズメ”かなと思ってみていたら、
顔面から喉元へ黒色のスズメがやってきた。
黒い模様が無いのはニューナイでなく幼鳥であるのがここで始めてわかった。
 
 13:00でした。時間がかなりあるので高砂市の市の池公園に転進した。
ここは鹿島山(かしまさん)と扇平(おおぎだいら)に囲まれた公園で野鳥と昆虫の稀少種が稀に見られるところだ。
市の池には原始バスといわれる鬼バスが自生する。
また、扇平の山すそには食虫植物のモウセンゴケの群生が見られる貴重な地域だ。
モウセンゴケの群生地であるのは多分私の発見だろうと自負している。
山すそをハイクしてみる。
カメラ2台とレンズ各種のおかげでかなりきつい山登りだ、おまけにがんがんと夏の太陽が降り注いでいる。
 
 山道でまずヒヨドリと対面、続いてエナガの群れ、エナガは可愛い仕草の小鳥でジュリジュリと低いさえずりで
枝から枝へ渡りながら昆虫を探す。
かなり低地の市の池に下りてきてオニバスの観察をしようと小道をハイクしていたら、少し大柄な小型の野鳥がふわっと飛び出した。
立ち止まり動かずにいるとふわっと降りて来た。
なんと!。ヤマガラだ。こんなところでヤマガラとご対面です。
きれいな姿でほんの2mの距離だ。
カメラで連写連写連写。
フィルムの終わるまで連続撮影。
その間1mまで近寄ってくれた。
もし写っていたら何時の日か掲載したい。

今日は単独行動でのバードウオッチングでした。
播磨の平地ではまず見られないヤマガラがこんな真夏に見かけられたことに感激した一日でした。
次はいつの日に出かけられるかわからないけれどよく歩いた1日でした。 ふぅ。

 2004.7.18
豊浜港でウミウの幼鳥が。
愛知県南知多郡豊浜町で鯛まつりがあり漁港の通行中に大きな黒い鳥がいる。
目を疑ったが明らかにウだ。
近図いても逃げようとしないので様子を見に近寄ってみた。
どうも幼鳥らしい。
持参のカメラでパチリパチリと連写してから観察する。
何か悪い物でも食って喉でも詰めて弱り漁港で一休みしていたのか、次第に元気が戻り動き出した。
こんなに接近し脅かしてごめんなさい。

 2004.6.26
釣りのそばでいい声の持ち主がいる
赤穂御崎にてクロダイ釣りのそばでよい声でさえずる主は一体誰だ。
ウグイスのようですがちょっと違う。
もっといい声のようです。
しばらく耳を澄まして聞いてみましょう。
チチチ、ピーポポ、ピイーヨピーヨ、キョキョキョキョ、ホーホホ、ホ、ケキョ???
やっぱりウグイスだった。
夏場はこんなに他の野鳥のようなさえずりができる多芸のウグイスでした。

 2004.6.24
夕方、すっかり日暮れ時間の遅くなった頃、仕事帰りの駅そばで
いつものおなじみさん、さえずりはやかましいジュクジュクジュクギョギョシイと相成った。
キョキョシ、キョキョシがギョウギョウシイ(仰々しい)に変わってきた。
今でもこの声の主は独り者?の感じです。
何も引けを取ることもない立派なさえずりの持ち主です。
一つだけ彼に不幸なことがありました。
それは、この開けたよし原の位置でした。
住宅街の中のこのよし原は30m×20m位の立派な? ごくごく小さなよし原でまわりが小さな畑で囲まれただけの
本当に小規模なものでした。
今ではさえずりも「ギョウギョウシイ」と聞こえるように声変わりもしたようです。

 2004.6.3
早朝から大きな声が聞こえるよ
朝の通勤で最寄駅の自転車置き場。
ジュクジュクジュク、キョキョシキョキョシキョキョシと、大きな声でよくさえずる野鳥がいる。
自分のテリトリーを主張する元気な声の持ち主は、オオヨシキリです。
 帰宅のため駅から歩いて来るとかなり遠いところからでもジュクジュクジュク、キョキョシキョキョシキョキョシと
率直な感想から言うと “やかましい” 感じである。
人間社会でもよく見ると同じようなのがいらっしゃいますなア。
主張が的を得ていたら迫力あるけれど、的を得ないのにまだアアやってやっているぞ。
という感じか?。
 朝から大きな鳴き声の主が騒いでいると耳を澄まして美声に聞きほれて、しばし歩みを止めて、とはいかない。
大急ぎでその場を立ち去らねばの感がするのは私だけか。
 それほどオオヨシキリのテリトリーを主張する鳴き声はすさまじい。
このところ、上空を猛禽類がよく飛んでいる。
小型で野鳥狙いの種ではあるが和名は不明。

 2004.5.2
長らくお休みいたしました
加古川へずいぶん行けなかったのですが1ヶ月半ぶりに双眼鏡を持って出かけました。
早速、ハシボソガラスの巣がどうなっているのか気になりのぞいて見る。
こんもり茂った柳の若葉の中で巣が確認できる。
3羽の大きなカラスがいる。
大きいけれどよく見るとクチバシの付け根は幼鳥の黄色いマークが見える。
1羽がしきりに羽ばたいている。
しかし、羽の各所には白いからがかぶった育ち盛りの特徴が見えます。
孵化から約35日くらいで巣立ちでしょう。
もう1羽は立ち姿勢。
あとの1羽は座っている。
親ガラスは近くでえさをあさっているらしい。
ずいぶん大きくなって巣立ちが近いかもしれません。
これだけ観察できれば今日の成果はありました。

大きな声が聞こえます。
ジュクジュクジュク、キョキョシキョキョシ、この主はオオヨシキリの声です。
よく考えてみればもう季節は5月で当然の季節なのですね。
オオヨシキリのさえずりの季節です。
この野鳥は自分のテリトリーを大きな声で主張するのです。

違うところで大きな声が聞こえます。
耳を澄まし聞く声ではない。
ケッケッケッーと聞こえるのは私だけでしょうか?
キジの鳴き声だ。
この頃には野原にたくさん出てくる。
産卵は夏(7月頃)に多いそうだ。

今日の確認種
ハシボソガラス、スズメ、ホオジロ、ヒバリ、ヒヨドリ、ムクドリ、キジバト、オオヨシキリ、キジ

今日はうす曇り、早く帰ろう。

 2004.3.19
今日も劇的な発見あり
いつもの曇川の水門下11時30分頃、ハシボソガラスの巣の近くで林間を2羽のハシボソガラスが激しく飛翔している。
チラッと見えた姿があの鳥、鷹だ。
今日も、と思いつつさらに観察しやすい場所へ移動してみた。
紛れもないオオタカの幼鳥だ。
梢で下を向いてきょろきょろしている。
カラスは付近の枝でじっとその様子を見ている。
そのとき鷹はさっと身をひるがえし下方へ舞い降りて何かを追い出した。
きれいな青色の背の鮮やかな鳥カワセミだ。
カワセミは河川の上をすごい速度で飛び回るものと思っていたが実はそうではなかった。
追っている鷹が余裕を持った速度で追っているように見える。
但しカワセミは小回りが効くのでなかなか捕らえられない。
しつこくたかが追いまわす。
流れ込みの下手へさらに追っているとき、突如、上方からハシボソガラス2羽が襲いかかる。
鷹が逃げる、カラスは追う。
なんと一部始終を見ていた私は興奮していた。
鷹はカワセミを追うのか?
キジバトやシギやネズミを追うものと思っていた。
カラスは自分たちのテリトリーで鷹が獲物を追うのが許せないので追っ払うのだが、追われている鷹も毎日毎日狩りの邪魔をされ
ながらも同じ河原にまたやってきて同じことを繰り返す・・・。

今日もヒバリがたくさんいる。
地面にも、また、空たかくさえずり合う。
春だなあ。

今日の確認種
オオタカ ハシボソガラス ダイサギ アオサギ ツグミ ムクドリ スズメ ツバメ カワアイサ オカヨシガモ カワウ トビ キジバト ホオジロ

近々、こうは頻繁に来れなくなる理由がある。
仕方ない事態ができた。

 2004.3.16
天気の良い日
非常に天気の良い日 16時20分からウォ−キング開始。
天気が良すぎてヒバリの声がやけに大きいなぁ。
野鳥も人もどこかで鳥インフルエンザがどうのこうのと言うのは関係ないみたいな陽気。
野鳥の種類も少なく指折りしか確認できない。

確認種
ハシボソガラス カワウ ホオジロ キジバト ツグミ アオサギ ダイサギ ヒバリ ノスリ ツバメ セグロセキレイ カワアイサ スズメ ヒドリガモ

河川敷ではマウンテンバイク テニス 子ども野球 楽器の練習 犬の散歩 etc 楽しみが一杯
今日も平和だ。

 2004.3.15
ハシボソガラスの奮闘
いよいよ産卵に入って抱卵中のものも。
19日間から20日間経て孵化するそうだ。
そして30日から35日で巣立ちだって。
ちょっと楽しみだ。
が、ところが付近には邪魔者がいる。
狩の下手糞なオオタカ幼鳥がカラスの縄張りに、それも巣の近くの至近距離にずかずかと入ってくる。
うっかりしようものなら腹をすかせた鷹に襲われかねない。
カラスもオオタカの狩の対象なのだ
縄張りに侵入する他のハシボソガラスも追い払う。
2羽で協力しながら外敵を追い払う。
また散歩する人にも警戒心を怠らない。
長い間人も近くを通るのに慣れていないのでもないんだが抱卵中は神経過敏になっているのだ。
やがて巣のある木にも芽吹きが盛んになり葉も伸び巣を外敵から守ってくれるでしょう。
その頃には雛が誕生しているでしょう。

きょうはヒバリがたくさんいた。
ピーチクパーチクとあちらこちらでも大きなさえずりが聞こえる。
モンシロチョウもはじめて見た。
季節を現すものにモンシロチョウも春を告げる動物なのだ。
春を告げるのは、ツクシやウメ、桜の開花等もあるが、モンシロチョウの出現も気象学の上では大切らしい。
今日のニュースで熊本県でモンシロチョウが・・・の報道があった。
 加古川でもそうだよ。
ツバメもよく飛んでいる。
小さな昆虫がたくさん飛び出した。
いよいよ水鳥の渡りが始まる頃でもある。
この河川公園にもバーダーがいろいろな目的で来られています。
今日もお一人お知りあいになりました。

確認種 アオサギ ダイサギ カワアイサ ヒドリガモ ハシボソガラス キジバト ヒバリ モズ スズメ カワラヒワ セグロセキレイ ツグミ トビ 
カワウ オカヨシガモ ホオジロ コガモ オオタカ カルガモ カワセミ

ホオジロが足元1mに接近した。
おいおい! 警戒しないで近くに来たらこちらが気色悪くなる。
 大丈夫かいな、この鳥?

 2004.3.13
加古川河川敷のバードウオッチング
12時45分から、今日は大変野鳥が少ない。
曇川水門と池尻橋の中間で近畿労働安全衛生技術センター前まで進んでも確認種は僅かでした。
何処へ行ったのでしょうか。
いつもの定番のキジバトの群れがいない。
カワウの群れもヒバリもツグミもセグロセキレイも大変少ない。
ハシボソガラスはいよいよ産卵らしい。
巣に入ってじっとしている時間が長くなった。
2羽で交代しながら巣に入っているようだ。

確認種 アオサギ ダイサギ カワアイサ ヒドリガモ ハシボソガラス キジバト ヒバリ モズ スズメ カワラヒワ セグロセキレイ ツグミ トビ 
カワウ オカヨシガモ

大変少ない、残念でした。


 2004.3.12
加古川河川敷のバードウオッチング
 3時15分いつものように歩いて行く。
池尻橋の南側で先日オオタカ成鳥を確認したところでは今日もハシボソカラスが慌てて飛び出す。
その跡をカラスより羽が長く透きとおり、胴が短く腹の白い尾羽に縞模様のはっきりした鳥が追いかけている。
さらにその後をつがいのハシボソガラスが追いかけて激しいバトル。
後ろから追いついたハシボソガラスにタカが追われ先に追われていたハシボソガラスは逃げ切った。
追っていたタカはまだ梢に留まって息を整えている。
少しの間でそのタカが飛び立つと同時にハシボソガラスも飛び立ち、後を追ったカラスがまたタカに逆襲を受け追われ出した。
少しの間追われていたがとうとう反抗のそぶりをしたのでタカは飛び去った。
カラスにはまだまだ役不足のオオタカ幼鳥であった。
今日のドラマもそのようにしてオオタカの幼鳥のためカラスの安住が阻害された。
カラスは今営巣中である。
高い樹上にせっせせっせと小枝や羽毛を集めて巣を造りもう少しで産卵できるところである。
ここはカラスにとっては言わば"聖域"なのだ。
何者にも干渉されずに危害も加えられずに居る場所なのだ。
ところがそのテリトリーに入ってくるタカに対して力の差は大きいが猛然と挑みかかるカラスは強くて偉いのである。

文章が長くなり恐縮だが、最近鳥インフルエンザの報道が盛んである。
そのためハシブトガラスがひどい目に合わされている。
産卵の準備の時期であり捕獲は止めてほしい。
野の鳥は多かれ少なかれ多少の伝染性の細菌を持っているのは以前から伝えられていた。
どんな野鳥も抵抗力で対抗している。
カラスが感染したならスズメ、サギ、シギ、カモその他野鳥はかなり進んでいるだろうと思う。
"なぜカラスなのだ!"とカラスの怒りが聞こえそうである。
遠い東南アジアから飛翔力のないカラスが細菌を運べるわけでもなく、何か運んだ者に感染させられた言わば被害者の患者なのである。
ニュースではあたかもカラスが悪いように聞こえるがこれは言い過ぎか。
人にはよほどのことでないと感染しないはずだ。

カラスが運んでいたとすれば"どうなんだ"と言いたい。
予防のためカラスを絶滅させるのか?
国内のカラスを全部捕らえられるのか?
何度も言うが、どの野鳥も皆ウイルスを持っていて免疫と抵抗力で発病しないだけだ。
人間も同じだと思う。

今日はとうとう随筆が論文になりそうだからここでストップします。

今日の観察
アオサギ15 ダイサギ2 ハシボソガラス6 ヒドリガモ52 オカヨシガモ5 カンムリカイツブリ2 
セグロセキレイ2 カワアイサ3 ミサゴ1 マヒワ27 キジバト25 オオタカ1 トビ5
ホオアカ2 ホオジロ5 カワウ多数 カイツブリ2 ツバメ6
番外ヌートリア3

今日はぼやき漫才のようですわ。


 2004、3.10
野鳥観察 ・ 加古川河口へ
 10時30分から加古川河口東岸(左岸)でバードウオッチング。
過去に5年から10年の間双眼鏡や望遠レンズつきの一眼レフカメラを持って通っていた場所です。
昨年春までは加古川堤防を河口まで自家用車で進め、またウインドサーファーやジエットスキーヤーがたくさん来ていた。
進入口が通行止めになってから人通りも減少して野鳥にとってはすごく安心できる場所になったに違いない。
 松風公園脇に駐車をして徒歩で土手まで行く。
加古川本流と駐車場所までには澪すじがありそこには小橋がかかって下流少しのところにホシハジロがいる。
オイルフエンスのそばに何か流れてくるのか何羽もが泳ぎながら上流むきに泳いでいる。
河口土手から距離にして約20m位かなぁ。
こんなに近くでホシハジロが観察できるなんて、秋に渡ってきたときははるか遠く河口の真中で就餌しているのに。
また、ヒドリガモもたくさんいて岸近くでノリなどをついばんでいる。そばにはオカヨシガモの姿も見れる。
水鳥としては他にカワウやカンムリカイツブリ、カモメが観察できる。
 ここはカンムリカイツブリがたくさんいた。
今日は、潮が高く条件も悪いが干潟のシギやチドリには時期的にまだ早いのだろうか?
 西の方を見ると天気予報で言っていた悪天候の前兆の黒雲が近づいてきている。
早めに引き上げるべく戻りにかかると公園にキジがいる。
15m位で慣れているのだろうか警戒ポーズをあまりとらない。
その内見つかって飛び去ったがゆっくり見せてもらった。
彼らはこの海岸の草原で繁殖しているのだろうか。
他には、ハシボソガラス、トビ、ムクドリ、ホオジロが観察できた。
 雨がぽつぽつ降り出したのでここまで。

今日の観察
ホシハジロ ヒドリガモ オカヨシガモ カンムリカイツブリ カモメ ハシボソガラス トビ ムクドリ ホオジロ キジ

水鳥も北国へ帰る時期になりました。
僕もはやく家に帰ろう。


 2004、3.8
野鳥観察 ・ いろいろ
 14時からX10双眼鏡を持って加古川河原の河川敷から上流に向かいテクテク歩く。
駐車場から出てすぐにスズメの大群約40羽、次に高さ6〜7m柳の木の樹上にハシボソガラスの巣がある。
巣には親ガラスがすわっている。
そろそろ産卵らしいので楽しみだ。
今から20日程度抱卵の後1ヶ月程度で巣立ちと相成る。
最近特に猛禽類が現れる頻度が高まり危険な抱卵になりそうだ。
曇川の水門までにかなりな数のキジバトがいる。
双眼鏡できょろきょろしながら観察して行く。
 自転車でサイクリング中の人からお声がかり。
「さっきキジバトがワッ!と飛び立った」とのこと、ちょうどノスリが低空で獲物を狙う様子?で飛翔中でした。
不思議でもなく極あたりまえのことながら猛禽類の獲物狩りの飛翔は、捕らえられる側の野鳥にとって慌てふためいて逃げる状態を見せてくれる。
それこそ、ワッ!とキジバトが30羽、40羽飛び立ち上空を旋回して頭上を越えて日岡山へ逃げてゆく。
パニックだ。
みんながみんな襲われないのにわざわざ2分〜3分かかって川の土手をこえて山の林へ一目散に逃げてゆく。
それこそが猛禽類の狙いなのに。
樹上から深いブッシュの中へ逃げ込みじっとしていてやり過ごせない。 襲われる身のつらさか。
 「人間社会も同じことが言えるのかなぁ」 と思いながら観察。
いつもキジバトが飛び立って少し間があって御出座の鷹。
川下からものすごい速さでキジバトより少し大きい鳥が飛んでくる。
目にもとまらぬ速さとはこのことで100mくらいはあっという間である。
こちらも双眼鏡で追ってみたが途中で視界から消えてしまった。
 チョウゲンボウとばかり思っていたが飛翔のキジバトをそのまま追う狩の様子からみてハイタカかツミの♀かは確認できなかった。

曇川の水門下の河原を見たらケリが2羽でエサをあさっている。
これが面白い仕草をしている。
雑草の生えた水際を左足を出して途中で止めそして伸ばす、地面につくかつかないところで小刻みに震えさせること何度か、そして右足で同じこと
をする。
 トン、プルプルプル・・・、 トン、プルプルプル・・・、とでも言おうか。
貧乏ゆすりのおっちゃんのような・・・、失礼なことを言ってはならないがそれの高速版と思えばよい。
何処を見ているか見ていないか判らないような目つきのケリでも、周りに出てきたエサをさっと拾うのか捕らえるのか、追いかけることもあるので
多分、振動で虫をいたぶりだす動作だろう。
2羽が同じ動作でエサ漁り。

Uターンして帰り道、高圧線の下あたりの柳のかん木林にノスリがとまっている。
ちょっと模様が違うな、尾羽端に黒い帯が一条はっきりある。
何かな、また図鑑で帰って調べよう。

さらに戻る途中、中州にトビがエサをついばんでいるがそのそばには他のトビ2羽とアオサギ1羽がいる。
アオサギがにじり寄る、トビが軽快して首を上げる。
さらににじり寄る、トビが2mくらい飛んで逃げる。
アオサギはまんまとトビのエサをたいらげた。
トビとアオサギはたやすく横取りをされるくらいに力関係が違うのか。
猛禽類のなかにも根性の無いやつがいるのだなぁ。
と関心?
だけど、アオサギのあのクチバシで迫られたら誰だって避けるよなぁ。

今日の観察
トビ ケアシノスリ?らしいもの ノスリ(本当のノスリ) ミサゴ ハイタカかツミ♀(ツミのメスはオスより大分大きい) ハシボソガラス ムクドリ ア
オサギ ダイサギ カワウ カイツブリ マガモ オカヨシガモ カワアイサ ツグミ ホオジロ ホオアカ ヒバリ カワラヒワ スズメ セグロセキレイ

16時30分までで退散、今日は暖かかったなぁ。
この河川敷には野犬4頭と野生ギツネ1頭が居る。
野犬は1月厳冬の凍える川でも平気で泳ぎ渡る。
また、河原の駐車場前の中洲にはヌートリアの家族が5頭居る。
以前は一番の大型が居たが何かで死んだ。

掲示していないが、行くたびに新鮮な何かがある。


 2004、3.4
野鳥観察 ・ この寒いのにツバメがやって来た
 16時頃、いつものように加古川河川敷を歩行中にチチィと言う鳴き声に上空を仰げばツバメが1羽。
少し歩けば今度は6羽、もう春なのか。
この寒波がツバメのためにも早く過ぎてほしい。

中州の樹林にこのところハシボソガラスが何箇所か営巣している。
河川敷に落ちている散歩に連れてきたワンちゃんの毛換え時期で抜ける毛わたがご所望なのかクチバシ一杯にほおばって
巣へと運ぶ。
確認数で4箇所はある。
そろそろ産卵が近いのか。

今日の確認種は、
ダイサギ アオサギ トビ カワウ カワアイサ マガモ キジバト ヒヨドリ ツグミ ホオジロ カシラダカ ジョウビタキ スズメ
寒波の影響で野鳥の観察数が少ない。
河川敷をジョギングする人たちも大変少ない。

 寒いので早く帰ろう。


 2004、3.2
淡路島 岩屋のイカナゴ漁見学
 友人と岩屋のイカナゴ漁の見学で、イカナゴ漁船が漁港へ出入りするたび船が傾きそしてイカナゴがこぼれるのかカモメが群がる。
カモメ以外にどんな種類が何羽いるのか全く判らない。
寒いのも我慢して写真を撮りつづける。
いつもの年ならもう少し暖かいのと違うの?

今日の確認種
トビ アオサギ ダイサギ カモメ イソヒヨドリ アビ カンムリカイツブリ

 昨日から夜更かしで一睡もしていなくてむちゃくちゃ眠いのもつらい。


 2004、3.1
野鳥観察 ・ オオタカ 加古川河川敷の中州で確認
 14時30分頃から加古川河川敷公園でいつものように歩行中中州に体色が白い大きな鳥が太い枝にとまっている。
約50mから70m位の距離、10倍の双眼鏡で見たらよく観察できる。
腹部が白く細かい横縞の斑紋がたくさん入っていて尾羽が長く白い。
そして頭の上部が暗灰褐色で黄色く鋭い目の上部が白い帯で下方は白い帯が途中から胸の色に続いている。
背面が見えないので横へ30mばかり移動して背部を観察したら暗灰色に見える。
嘴が灰黒色で大変鋭い。
尾羽は長いが表側が見えない。
体長は憶測で約50cm〜60cm位か。
時たま片足を伸ばし伸びをするとき黄色で爪が長いのが観察される。
北風を横から受けていて胸から腹部の白い斑紋のある羽毛が逆立って美しい。
観察可能な範囲でも明らかにオオタカである。
今に飛び立ちたくさんいるキジバトを追うだろうとじっくりと観察してみるがなかなか飛び立たない。
約40分間双眼鏡を持つ手がしびれてきて、北風が冷たく辛抱しきれずに16時20分には観察を中断して帰宅した。

今日の野鳥観察で種類は、
オオタカ(成鳥)1 ミサゴ1 カワウ約100、ハシボソガラス6、ダイサギ12 アオサギ9 カワアイサ6 ヒドリガモ22 
オカヨシガモ8 ツグミ18 キジバト37 トビ5 ムクドリ30余
この時間中の後半はオオタカの観察に約40分間使用。
双眼鏡のみ使用のためオオタカの写真は無い。

 念願のオオタカが加古川にも来ることが確認された。  感激!


2004、2.26
野鳥観察 ・ トビとノスリ
 散歩していたらトビとノスリが空中戦をしている。 さすがノスリ、トビよりも動きが速い。
河原で獲物を捕らえたのをトビが横取りしようとしたのか。
また近くのコロニーにカワウが一羽もいない。
カワウは大群で大慌てに飛翔している。 カワウがノスリの餌食になったのか。

 河川敷にもドラマがある。


 2004、2、21
野鳥観察 ・ オオタカ(蒼鷹)が加古川河川敷公園に飛来か?
 まだ幼鳥の感じだが2月21日に加古川左岸の河川公園を探鳥中、加古川町氷岡の曇川水門下流少しのところ。
上空でキジバトやシギ等の狩りに失敗、カラスを蹴散らして池尻の山に帰った。
その間30分間、3羽いたと思う。
少しの時間、オオタカが狩りをする様子を見物していた。
先日からサシバまたはチュウヒがいると思っていたが今回はオオタカ幼鳥の要素が大きい。
双眼鏡で枝にとまった個体をよく観察してみたがまず間違い無いと思うが。

 この河川敷は意外に猛禽類が多い。
トビ、ノスリ、ミサゴの定番からチョウゲンボウ、ツミまでよく観察できる。
河原にはキジバト、ハシボソガラス、キジ、ヒヨドリ、ツグミ、ホオジロ、ヒバリ、ホオアカ、ジョウビタキ、スズメ・・・・。
アオサギ、ダイサギ、コサギ、カワアイサ、ミコアイサ、マガモ、オカヨシガモ、カワウ、・・・・・・・etc、たくさんの野鳥が観察できる。
水道橋の上手100mくらいの右岸にはカワウのコロニーもあって、先日ヒマな夕刻5時30分頃数えたら280羽になった。

 足場も良いしきれいな河川敷きで双眼鏡と野鳥ガイドブックを持ってバーダーの仲間になりませんか?
強腱で散歩する気なら42kmのフルマラソンコースもありますよ。

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Sankajin